部屋に散らかっているモノを片付けようと思っても、物理的に収まるスペースが無ければどうすることもできません。そこで収納スペースを確保するための2大原則を確認しましょう。
目次
原則1:いらないモノを捨てることからはじめる
1年間使わないものは捨てる
捨てるかどうかを判断する基準として、1年間使っていないものは捨ててしまいましょう。残しておいてもかなりの確率で一生使わないはずです。
捨てないのはスペースがもったいない!
捨てるのがもったいないと思うかもしれませんが、収納のスペースにも必ずコストがかかっています。持ち家なら土地と家屋の固定資産税が毎年かかっているし、賃貸物件なら賃料として毎月お金を払ってスペースを借りているのです。使わないものをとっておくのはスペースがもったいないので捨てちゃいましょう。
モノを買うときの判断基準にする
欲しい物を買うかどうか迷っているときに安いかどうかだけで判断しがちですが、一歩踏みとどまってそれをどこに収納するのかも判断基準にしましょう。それが本当に必要なのかを検討することができるし、買うのを諦めることができれば節約になります(特に靴など)。
原則2:収納スペースを増やす努力をする
収納可能な場所を確認する
まずは収納可能な場所を確認しましょう。もともと収納のために設置されている玄関の靴箱・クローゼット・洗面化粧台の下、キッチンのシンク下などにどれだけのものが収まっているのかを再確認します。確認するときは立体的に見てスペースが有るかどうかを判断しましょう。上にスペースがあるなら収納グッズを利用すればさらに収納できる可能性があります。
収納便利グッズを購入する
断捨離という言葉が流行って片付けることの素晴らしさが強く意識されるようになった結果、いろいろな収納・片付けのためのアイデアが紹介され、グッズも増えています。
収納の定番グッズといえば、100均でも買える突っ張り棒・S字フック・ワイヤーかごなどです。少し費用はかかりますが、棚を作るための強度の強い突っ張り棒や、キッチンのシンク下の収納専用棚などもあります。収納グッズを組み合わせれば、スペースを生み出すことが可能なのです。
収納・片付けはあなたの人生の運気を上げることができる
なにもオカルト的な話ではありません。片付いた部屋には健全な精神がやどり、何事にも前向きになって人生が改善されます。
同じことは体についても言えます。全く運動をしていない人が適度なジョギングなどの運動を始めると、体の内から自信が湧いてきて前向きになり、顔つきが変わって姿勢が良くなったりします。すこやかな体(部屋)には健全な精神がやどるのです。
片付けも運動も、やらないことには効果がわからないので、まずは一度チャレンジしてみるのが大切です。
新・片づけ術「断捨離」