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なぜカーテンを掃除しないのか。もったいない!
カーテンは面積が大きく、風のフィルターの役割も果たすのでハウスダストやホコリが付着しやすいものです。さらに結露しやすい窓のそばにあるのでカビの温床にもなりやすいです。見た目以上に汚れていて、アレルギーの原因にもなっている場合さえあります。子供が巻き付いて遊んだりすることもあるでしょうが、カーテンってものすごく汚い場合が多いのです。
一方で、カーテンの掃除はとても簡単で手間のかからないものだったりします。誤解を恐れずに言うと、洗濯機にぶち込んで終わりです。
何年間もカーテンを放置していませんか?簡単で効果絶大なのにカーテンを掃除しないのはもったいない!さっそくカーテン掃除のコツを見ていきましょう。
カーテンって2種類ついてますよね
白のレースカーテンと遮光カーテンの2種類ついていることが多いと思います。正しいポジションは窓に近いほうが白のレースカーテン、部屋側が遮光カーテンです。配置が逆になっている人は、きちんと修正しましょう。この配置の理由は、窓際のほうが汚れやすく結露など湿気がたまりやすいため、乾きやすく洗いやすいレースカーテンを配置するほうが合理的だからです。洗濯に手間のかかる遮光カーテンを汚れにくくするという意味もあります。
レースカーテンは気軽に洗濯できますが、遮光カーテンは材質によって洗濯が困難で手間がかかる場合もあるので遮光カーテンを汚れにくくするのは大切なことです。レースカーテンは年に2,3回、遮光カーテンは年に1回くらいの掃除を目標にしましょう。
遮光カーテンの掃除が手間であれば、掃除機で吸い取るという方法もあります。せっかくレースカーテンをきれいにしたのだから遮光カーテンをそのままにするのも気持ち悪いという方におすすめです。ベストな方法ではありませんが、80点の掃除はできます。
どうせ掃除機を使うのであれば、レースカーテンも洗濯機に入れる前に掃除機をかけておきましょう。洗濯後のカーテンにホコリが付着するのを軽減できます。掃除機をそのままかけるとカーテンを吸い込んで掃除が難しいのでノズルを付けるか、化学繊維のハンディワイパーを利用しましょう。
※ カーテンを付けたまま掃除機で掃除するときは勢い余って窓ガラスを割らないように十分注意してください。
カーテンを洗濯機で掃除するときの設定について
カーテンを洗濯機にかける場合は、一度に効率よく汚れを落としてホコリの付着を防ぐために水の量を最大にしましょう。また、しわくちゃにならないように脱水時間は短めに、長くても1分程度にしましょう(水が垂れずに物干し場まで運ぶことができれば十分です)。
※ 既成品のカーテンを想定していますのでオーダーカーテンなど上質なカーテンをご使用の場合は、専門のクリーニング店に依頼するか、購入店でご相談ください。
カーテンの洗濯はラベル表示に従い、洗濯機の設定も説明書に従ってください
洗濯するときにカーテンフックを外すべき?
カーテンフックを外すと付け直すのが面倒なので、そのまま洗濯機に放り込むという方法もあります。これが一番楽なのですが、洗濯槽やカーテン自身が痛む可能性があります。
また、間違いなくフックのうち数個は外れてしまい探すことになります。発見できればいいのですが、紛失するとストレスを感じる人は、最初から外して洗濯機に入れたほうがいいでしょう。外して別洗いしたほうがキレイになります。
カーテンレールの掃除も忘れずに
意外に忘れがちなのがカーテンレールの掃除。ホコリは上から落ちるので、忘れずにカーテンレールをひと拭きしておきましょう。ホコリが飛び散りにくいクイックルワイパードライシートなど、化学繊維のシートがおすすめです。
安いカーテンを使い捨てるという選択
アレルギーのひどい人だと、レースのカーテンは安いものを購入し、一定期間で使い捨てるという方もいます。
ただし、結局はカーテンの付け外しの手間がかかるし、サイズを測って買いに行ったり処分の手間が余計にかかってしまいます。
まとめ
カーテンを掃除するときの手順は以下のとおりです。使い古したカーテンならば深く考えずに洗濯機に放り込むのが一番手っ取り早いでしょう。
レースカーテンのみ洗濯機に入れるとき
- カーテンレールをクイックルワイパー等で掃除する
- カーテンに掃除機orハンディワイパーをかける(ガラスに注意)
- レースカーテンを外して洗濯機にかける(水最大、脱水短く)
- 乾かして取り付ける(配置は窓側にレースカーテン)
遮光カーテンも含め全て洗濯機に入れるとき
- カーテン全てを外して洗濯機にかける(水最大、脱水短く)
- カーテンレールをクイックルワイパー等で掃除する
- 乾かして取り付ける(配置は窓側にレースカーテン)
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