中国人の爆買いの対象としてよく高級炊飯器が話題に登るように、日本の炊飯器の進化は凄まじい物があります。
私の家では象印の5.5合炊きの圧力IH 炊飯器『極め炊き NP-CT10』(2004年9月発売)を10年以上使っていたのですが、よそで食べるご飯のほうがおいしいと感じるようになり、象印の『極め炊き NP-BU10』(2014年7月発売)に買い替えました。
目次
なぜもっと早く買い替えなかったのかと後悔
「いままで使っていた古い象印の機種が美味しくないと思うのに、なぜまた象印を買うの?しかも壊れてもいないのに・・・」と家族から散々小言を言われましたが、実際に炊いたところ味でみんな納得しました。
やはり世間の評判ってすごいんですね。正直ここまでおいしくなるとは思っていませんでした。なぜもっと早く買い替えていなかったのかと後悔するほどです。炊きあがりはもちろん、保温したあとの味もはっきりと違いがわかります。
カレーライスのときくらいしかまともにご飯を食べなかった幼児が、おにぎりにかぶりつくようになったのには驚きました。
炊飯器の掃除が楽。食器洗いも楽になる
炊飯器は使用するたびに掃除をする必要があるので、掃除しやすい機種を選ぶことにしました。また、安定しておいしいご飯が炊けるようになったことで、食べ残しも減って食事の後片付けも楽になりました。
可変圧力方式がおすすめ
炊飯器業界は本当に競争が激しく、各社さまざまな機能やお釜を前面に出して広告をうっています。なかにはコレほんとに意味あるの?というようなものまで登場しています。そのような中にあって、評価の高いのが可変圧力方式の炊飯器です。そのため、象印とパナソニック(旧三洋の流れをくむ機種)から選ぶことに決めていました。
周回遅れの型落ち品を購入しよう
炊飯器の場合は他の電化製品と異なり、最新機種を追い続ける意味はあまりありません。1年前の最高級機種が半額になっているということもよくあるので、周回遅れの型落ち品を上手に見つけて購入しましょう。
説明書は絶対に読むべき
説明書にはお米を美味しく炊くためのヒントがたくさん書いてあります。せっかく高い炊飯器(まがりなりにも当時のハイエンド機)を買ったんだから美味しく炊いて食べて欲しいという開発者の熱意にあふれていました。
- お米を研ぐときは、初回はすぐに研ぎ汁を捨てる
- 時間はかかるが「熟成炊き」を使用する
- 炊きあがったらすぐに全体をかき混ぜる
などなど、詳しく書いてあります。長く使うものだから少しの手間は惜しまずに実力を引き出してあげましょう。いろいろ試した結果、「熟成炊き」がご飯の甘みが出て一番美味しいという結論に達しました。
お米の素材は超重要
機械の性能はもちろん重要ですが、お米の素材はもっと重要です。最高級機種で炊く標準米より、ボロボロのマイコン炊飯器で炊く最高級米のほうが圧倒的に美味しいのです。
また、お米の保存状態も重要です。お米は精米後劣化していきます。特に夏場の暑く湿気の多い時期は要注意です。保管に最適な場所はずばり冷蔵庫(野菜室)です。密閉度の高いペットボトルやコーヒーのビンに詰めて冷蔵庫で保管することを強くおすすめします。
まとめ
炊飯器は毎日使うものだからこそ、お金をかけてもいいところです。各社の高級機種であればどれも美味しく炊けますが、迷ったらトップシェアの象印かパナソニックがおすすめです。
機械の機能も重要ですが、お米の素材と保管方法、炊くための準備と設定はもっと重要です!
せっかく高い機種を購入したのだからいろいろと美味しくたくためのコツを実践してみましょう。
象印 圧力IH炊飯器 5.5合 ブラック NP-BU10-BA