掃除は使い捨てが基本。雑巾を捨てよう
私はもともと掃除がとても苦手でした。
気づくといろんなところに埃や汚れがたっぷり溜まってしまい、余計にそれを落とすのが面倒で大変になるという悪循環の生活を、結婚してから5年以上続けてきました。
年に一度の大掃除の時に思い立ってゴシゴシ掃除したりするのですが、あまりの大変さに、年に一度するのも億劫になります。
でも、これではいけないと思い立って始めたのが、毎日チョコチョコと小まめにお掃除することです。
そうすれば、汚れもひどくならないうちに掃除できるので手間も時間もそんなにかかりません。
理屈ではわかっていても、毎日いろいろなところを掃除するのはやっぱり大変だし道具を用意するのも面倒で、じゃあいったいどうすればいいのよ?というところだと思います。
それに、1箇所が短時間で済んでも、たくさん掃除する場所があったら、やっぱり大変でやる気をなくしてしまいます。
そこで、まず、雑巾をやめました。
雑巾をやめた理由
雑巾で掃除をすると、ゆすいで干して、しばらくすると臭くなって、「漂泊しようか・・・」、「それも面倒だな・・・」となり掃除をする気力が遠のいてしまいます。
雑巾を使用すると雑巾を掃除する手間が増えてしまい、掃除のやる気が失せてしまうのです。
15センチ四方の古布を量産して掃除に活用する
雑巾の代わりとして、不要となったTシャツなどの布製品をまとめてストックしておき、時間のあるときに15cm四方くらいにカットしておきます。
そうすれば、四つ折りにして裏表で最大8回ゆすぎなしで使用でき、なおかつ、掃除が終わったら捨ててしまうので、とっても楽です。
※ 注意事項
・古布を切り刻むときに、勢い余って指を切らないように気をつけてください
・15センチ四方にこだわる必要はありません。捨てるものなのでざっとでokです
この古布を、よく掃除しないといけない場所に置いておきます。
私は、洗面所、トイレ、キッチン、玄関に置いてあります。
具体的な使用方法は?
例えば、一日の私の掃除の流れはこうです。
朝起きて、顔を洗ったり洗濯する際に、汚れに気付いたら洗面所を古布で掃除。
汚れがひどいと思ったら、洗面ボールもやはり古布に洗剤を含ませて掃除。
そのあとは、床も古布で拭きます。
トイレに入ったら、やっぱり汚れているなと思ったときに、用を足したあとにささっと拭いてポイ。
キッチンは朝ごはんの後片付けのときに一緒にささっと床を拭いてポイ。
夜に揚げ物をしたあとなどは、床や壁に飛び散ったであろう油を拭いてポイ。
玄関も出かける前や帰ってきたときなど、気づいたときに水拭きします。
掃除機をかけるときは、湿らせた古布を片手で持って、お掃除をします。そして、掃除機では落ちない、フローリングの汚れを、その場でゴシゴシ落としてしまうのです。
ここは後で水拭きしないと・・・、なんて思っているといつまでたってもしないのですが、掃除機をかけるのと同時進行で行えば、全く苦ではなく、すぐに床がきれいになります。
この掃除方法を始めてからは、掃除するのが苦ではなくなり、逆に楽しくなったくらいです。
私のようなものぐさ主婦には本当にオススメのお掃除方法です。
革靴みがきにも超便利!
なお、古布は日頃の革靴みがきにも最適です。
革靴を磨くためのスポンジなどが販売されていますが、専用スポンジである必要は全くありません。
むしろ同じ靴みがき用品をずっと利用し続けていると、靴墨が付着して硬化してしまい靴に光沢が出にくくなってしまいます。
そこで古布を利用し、速いペースで入れ替えてポンポン捨てていくと手間もかからず革靴もピカピカにできちゃいます。
こちらは手に靴墨がつかないよう、厚手の古布がいいでしょう。