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生活には適度な明るさが必要
部屋に適度な明るさがないと眼に負担が生じ、近視が進んでしまうと言われています。
特に読書を行うことが多い子供の勉強部屋、リビング、寝室は明るくなければいけません。
また、高齢になるほどより明るさが必要になると言われています。
ところが、照明を設置したときには適切な明るさであっても、一年経つと汚れなどで20%程度も明るさが低下してしまうことはあまり知られていません。
キッチンなどの油汚れやホコリのたまりやすい箇所ではもっと深刻です。
照明器具がせっかく明るい光を放ってくれているのに、よごれという黒いフィルターを通して生活しているのはもったいない!
掃除した感はかなり高い。あなたは虫のしがいと一緒に生活していた
さきほど掃除しないと照明器具が暗くなるという話をしましたが、天井に直接取り付けるシーリングライトの場合は虫のしがいがたまって光の障害となり、暗くなってしまうことにも原因があります。
つまり、せっかく掃除をするのであればうわべだけのホコリを取るのではなく、中にたまった虫を取り除かないと大きな効果が得られません。
お掃除が終わったときに、自分はこんなに虫がいっぱいの照明の下で生活していたのだと、ぞっとすることでしょう。
そこで照明器具を楽に掃除し、明るく健康的な生活を維持する方法をチェックしましょう。
世界でもっとも楽に掃除する方法。人にやってもらう
世の中にはいろいろなお掃除術がありますが、最も楽に掃除する方法は人にやってもらうことです。
照明器具は高いところにあり、手を大きく広げる必要が有るため女性では外すのが難しいものです。
逆に言えば、そういう大義名分があるので男性に手伝ってもらいやすい場所でもあります。
コツは、「ちょっとは手伝ってよ」と言うのではなく、困り顔で付け外しだけをお願いすることです。
男性ならちょっとした台や椅子に乗るだけで十分作業できるし、そう頼まれると悪い気はしません。
照明を外した瞬間にいやでも虫の固まりが目につくので、掃除魂に火が付いてそのまま手伝ってくれることも多いことでしょう。
心理学的にも難しいのは人を動かし始めるときだけであって、動き始めると案外その気になってやり続けてもらえるものです。
どうせやるのであれば、すべての部屋の照明を掃除しちゃいましょう。「他の部屋にも虫がいっぱいいるのかな?」と問いかけて、どんどん人を巻き込んでいきましょう。
掃除するときは必ず電源を切ってから
やけどや感電防止のため、照明器具を掃除するときは必ず電源スイッチを切ってから行います。
直前まで電気をつけていた場合は粗熱が取れるまで待ちましょう。
夜中に掃除をしようとする人はあまりいないと思いますが、部屋が暗くなってしまうので明るい日中に掃除すべきです。
とりあえず外して掃除機が基本
最近の主流となっているシーリングライトを掃除する場合は、そのままの状態であれこれするのではなく、まずはカバーを取り外して下で作業しましょう。
高いところで上を向いて掃除をするのは危険だし、とりあえず外したほうが結果的にホコリ等が飛び散らずに済むことが多いのです。
カバーを取り外したら掃除機で虫を吸い取ります。
あとは化学繊維シートなどでさっと拭いてもいいし、汚れが気になるようならお風呂場に行って洗剤で洗うと良いでしょう。
蛍光灯本体もひと拭きしましょう。水拭きする場合は接続部分を濡らさないよう十分注意してください。
なお、最近では少なくなりましたが、天井から吊り下げるペンダントタイプの照明の場合は、ハンディワイパーなどで傘についているホコリをとりましょう。
まとめ
- 照明器具の付け外しをお願いして人を巻き込む
- 掃除機で虫を除去するのが最優先
- 汚れに応じてカバーや蛍光灯をお掃除する