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百均の模造品にはない吸着力。売れているのには訳がある
100均の模造品を買って、なんとなく自分を納得させていませんか?床掃除の定番である「クイックルワイパー」は多くの人が使ったことがあると思いますが、廉価商品との戦いの中で日々研究開発が進められ、どんどん進化しています。
リニューアルされたワイパー本体は、うず状のパターンとクッション性でシートの性能を最大限発揮できるように設計されています。
そこでクイックルワイパーの威力を発揮するためにメリット・デメリットをおさらいするとともに、意外な網戸への使い方をご紹介します。
クイックルワイパーのメリット
軽い
なんといっても軽くてとりまわしが効くところが最大のメリットです。掃除機のように音がしないし、狭いすき間にも届きます。
ホコリが舞い上がりにくい
ミクロの繊維がホコリを吸着するのでホコリが舞い上がりにくいところに特徴があります。ホコリは上から下に落ちるので、掃除は高いところからするのが大原則ですが、ホコリが落ちないに越したことはありません。そこで、掃除の初めのエアコンの上・棚の上を掃除するのにも非常に重宝します。
畳にも使用できる
実はたたみにも使用することができます。畳といえば掃除機が基本ですが、ときには掃除方法を変えることで違った汚れを落とすことができます。ドライシートはたたみの目にそうように使用しましょう。
クイックルワイパーのデメリット
濡れている所には使えない
ドライシートには吸水力がないので濡れたところには使えません。したがってエタノール(アルコール)を噴射してそれを拭き取りながら掃除するような使い方には向きません。
ささくれだったりザラザラしている木には使えない
ミクロの繊維がザラザラしている木に引っかかってしまい、無数の繊維が木に付着してしまいます。繊維が木に付着したままになると、そこへさらにホコリが付着することになってしまうので、ささくれだった木には絶対に使用しないでください。
網戸掃除もできちゃうすぐれもの!
①柄の部分を短くする
②立体吸着ウエットシートを付けて網戸を拭くだけ
思い立った時に手軽に手元にあるものだけで掃除するのであれば、クイックルワイパー+立体吸着ウエットシートのコンビがおすすめです。
掃除が終わればシートを捨てるだけなので衛生的です。
用途に合わせて長さを調節できるのもクイックルワイパーの強みです。細かな化学繊維が網戸に入り込み、泥のようになったホコリまで結構きれいに取ることができます。
「立体吸着ドライシート 40枚入」・「立体吸着ウェットシート 16枚入」について実売価格を調査したところ、1枚あたりの費用はおおよそですがドライシートが15円程度、ウェットシートは30円程度でした。ウェットシートはなかなか気軽に使える費用ではないので、ドライシートの方で試してみたところそれなりに汚れを取ることができました。汚れ具合に応じて上手に使い分けるといいでしょう。
何枚もシートを消費して掃除をしないといけないほど網戸が汚れているのであれば、「楽絞りワイパー」を購入することをおすすめします。窓ガラスも網戸もまとめてきっちり掃除することができます。
まとめ
掃除は気持ちよくなければいけません。「掃除した感」は掃除を続けていくうえでもすごく重要です。クイックルワイパーは大量生産される定番中の定番で、値段以上の質感と威力があります。
類似の廉価商品ばかりを使ってきた人は、一度進化したクイックルワイパーを手にとって見てください。きっと掃除する楽しさを再発見することができるはずです。
クイックルワイパー フロア用掃除道具 本体+2種類シートセット